田原で障がい児サーフィン教室

2022/07/14 00:00(公開)
サーフボードに乗って楽しむ子ども=田原市若見町で(提供)
サーフボードに乗って楽しむ子ども=田原市若見町で(提供)
 「たはらサンドアートフェスティバル」の実行委員会は、田原市若見町の太平洋岸で障がい児サーフィン教室を開いた。神奈川県茅ヶ崎市のNPO法人「オーシャンズラブ」とのコラボ企画で、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。
 サーフィン体験を通じて自然と地域、子どもたちが差別や偏見なく交流する。東三河を中心に名古屋市や岐阜県、東京都から小中学生11人とその家族が参加した。
 田原市内のプロサーファー杉原康幸さんが講師を務め、サーファーや学生のボランティアがサポートした。子どもたちは準備体操やボードの乗り方などレクチャーを受け、太平洋の大きい波で果敢にサーフィンを楽しんだ。参加者の河合康成さんは「うまく波を捕まえて立つのはなかなか難しかったけれど、とても楽しかった」と笑顔で話した。
 実行委員長の林智也さんは「活動を通じて子どもたちの安心できる居場所がもっと増えれば」と語った。
【岸侑輝】
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