豊橋祇園祭開幕で手筒放揚

2022/07/17 00:00(公開)
火の粉を浴びながら勇壮に手筒を揚げる氏子ら=吉田神社で
 豊橋市関屋町の吉田神社で16日、例祭「豊橋祇園祭」が始まり、氏子らが奉納手筒花火の神前放揚を披露した。新型コロナウイルス感染対策に伴う短縮日程で神事のみ執り行い、例年は2日目に催される打ち上げ花火も中止した。
 この日はあいにくの雨模様の中、氏子らが納めた170本を揚げた。筒先からは雨空をかき消すように火柱が吹き上がり、氏子らは筒を抱えたまま降り注ぐ火の粉を浴び続けた。締めの「ハネ」と呼ばれる破裂音にも動じない勇壮な姿を見せた。
 吉田神社は手筒花火の発祥地とされる。7月の第3金曜に手筒花火の奉納と神前放揚をする習わしだが、コロナ禍で2020年は奉納のみで神前放揚を中止。昨年から規模縮小などで再開した。
【加藤広宣】
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