県NIE実践校の報告会

2022/12/29 00:00(公開)
発表する蒲郡高校の小口教諭=中日新聞本社で
 今年度の県NIE実践指定校による報告会が26日、名古屋市中区の中日新聞本社で開かれた。24の小中高校の担当教諭が、教育に新聞を採り入れた授業を報告した。
 学校で新聞を教材として活用し、興味や関心の幅を広げる国際的な社会運動。国内では1994年から全国に広まった。
 東三河では実践校2年目の県立蒲郡高校と豊橋市立五並中学校が皆の前で発表した。1年目の豊川市立豊川小学校と県立豊橋西高校は文書発表だった。
 蒲郡高校の小口雄教諭は、学校が米大リーグ・メッツの入団が決まった千賀滉大投手の母校であると紹介。取り組みの内容として、自分の関心のある社会問題を扱った記事を探し、インターネットなどで深掘りしていく流れを説明した。自宅の新聞で脱炭素問題に絞って調査した生徒もいたという。
 五並中学校の佐々木章仁教諭は、学校の立地環境から、獣害をテーマにしたと報告した。「のんほいパーク」の「屠体給餌(とたいきゅうじ)」を取り上げた記事を元に、動物と人間の共存の難しさなどについて考えたという。
【山田一晶】
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