大清水図書館で「豊橋本展」

2023/01/06 00:02(公開)
人気漫画や作家のサインなども並ぶ「豊橋本展」=豊橋市立大清水図書館で
 豊橋市図書館は15日に開館110周年を迎える。記念日を前に市図書館では、さまざまなイベントを開催。大清水町の大清水図書館では「豊橋本展」が開かれている。豊橋ゆかりの本を市の図書館全館から集めた。貸りることも可能。紹介する本のタイトルや、豊橋の扱いをまとめたリストの配布もある。2月5日まで。
 ゆかりの作家の作品や、豊橋をテーマとした本など140冊以上を紹介する。郷土資料はもちろん、佐野妙さんが描く「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」や西修さんの「魔入りました!入間くん」といった漫画、豊橋が舞台の「1リットルの涙」、松井玲奈さんのデビュー短編集「カモフラージュ」などジャンルも多彩だ。
 大正時代に発刊された雑誌「婦人倶楽部」のふろくになった「金色夜叉 終編」(小栗風葉)など、貴重な本も。
 豊橋の店を取り上げた情報誌や、豊橋が登場する小説が並ぶ。中には豊橋がモチーフと考えられる架空の街が出てくる作品もある。それぞれの本の中で、どう描かれているか探すのも楽しい。
 展示会を企画したのは、大清水図書館司書の塩崎洋子さん。「歴史ある図書館の豊かな蔵書を楽しんでください。図書を通じて豊橋の魅力を再発見し、愛着を持ってもらうきっかけになれば。全国にあるさまざまな本に、豊橋が登場していることを知ってほしい」とコメントした。
【夏目敬介】
郷土資料や小説、エッセーなど140冊以上を紹介
塩崎さんの「推し本」は「田山花袋の日本一周」だ
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