蒲郡形原中の生徒が桜早咲きプロジェクトに挑戦

2023/03/03 00:00(公開)
ビニールハウスの横で桜の枝を持つ田中さん=蒲郡市立形原中学校で
 蒲郡市立形原中学校1~2年生は、7日の卒業式までにソメイヨシノを咲かせる「桜早咲き育成プロジェクト」に取り組んでいる。
 例年、形原地区で桜の保護活動する「春日桜会」と一緒に、桜の名所の春日山で清掃活動をしてきた。会はお礼に花が咲いたソメイヨシノを同校にプレゼントしていた。
 今年度は、世話になった3年生が笑顔で卒業式を迎えてほしいと、1~2年生が春日会の協力で育成プロジェクトを始めた。ボランティア活動をするJRC委員会メンバーが中心となり、2月初めから、校内に設置したビニールハウスで卒業式までにソメイヨシノを咲かせようと挑戦している。
 メンバーは毎日、水やりを欠かさず、温度を20~25度に保つため、寒い日は暖房機器を使っている。土日祝日は部活で学校に来る教職員が手伝った。
 枝は150本。一部の桜は淡いピンクの花を咲かせた。大半は順調に生育が進んでいる。
 JRC委員会2年代表の田中京悟さんは「部活や委員会で、関わってきた3年生に感謝の気持ちを込めて、育てました」と話した。桜間寿人校長は「後輩の愛情が詰まった桜になっています」。
 桜は卒業式で飾る。
【林大二朗】
水やりする生徒
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