カルミアにベビーケアルーム「mamaro」設置

2023/03/20 00:02(公開)
設置されている「mamaro」=カルミアで
 「豊橋ステーションビル」は、運営する豊橋駅ビル「カルミア」に、ベビーケアルーム「mamaro」を導入した。東三河では初めて。授乳やおむつ交換に無料で使える。
 「mamaro」は縦2㍍、幅1・8㍍、奥行き0・9㍍の完全個室型ボックス。省スペースのうえ、工事不要で設置できる。開発・運営は横浜市中区のベンチャー企業「Trim(トリム)」。
 赤ちゃん連れで出かけても外出先に授乳室が少ないという声から、2016年に開発開始。17年から販売を始め、22年末の段階で全国各地の道の駅やホテル、神社など440カ所に広まった。県内では名古屋市西区の商業施設「mozoワンダーシティ」や同市東区の「オアシス21」などのほか、幸田町の道の駅「筆柿の里・幸田」など11カ所で導入済み。豊橋ステーションビルは今年度、「豊橋市子育て応援企業」に認定されており、地域貢献のために設置した。
 場所はカルミア3階。東西自由通路からエスカレーターで上がったところにある。丸みのある木目の外観で、中に入ると施錠できる。スペースに、ソファやモニター、コンセントがそろっている。人目を気にせずに授乳やおむつ交換、寝かせ付け、着替えなどができる。男性でも利用可能で、外壁にピクトグラムで案内されている。
 豊橋ステーションビルの家接順也課長は「使ってもらえれば便利さがわかる。少しでも赤ちゃん連れの人にとって買い物しやすい施設になれば」と話す。
【北川壱暉】
内部の様子
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