設楽署生活安全課の林浩二警部補(55)が14日、同署の犯罪抑止戦隊「シタラレンジャー」の青レンジャー隊員としてデビューした。先代が定年退職したため、春の異動で赴任した林さんが大役を引き継いだ。青い覆面姿で高齢者に特殊詐欺被害防止を呼びかけた。
シタラレンジャーは2019年度に結成した。署員5人が隊員で5色(赤=特殊詐欺防止、青=侵入盗防止、黄=110番通報、緑=スピード抑止、桃=連れ去り防止)の担当分野がある。管内の防犯や交通安全キャンペーンで活動する。
東栄町の豊川信用金庫東栄支店で特殊詐欺被害防止のキャンペーンがあった。年金支給日に合わせたイベント。3月には町内の80代女性が「オレオレ詐欺」で現金115万円をだまし取られる被害に遭っている。
林さんは覆面の上に「シン(新)」のシールを貼って出動。来店客に「特殊詐欺の被害がありました。不審な電話で疑問を感じたら警察に相談してください」と話しかけ、啓発物を配った。前任地までは保安担当で取り締まりが専門だったという。「とても緊張しました。レンジャーとして活動を続け、犯罪被害を減らせれば」と話していた。
【安藤聡】