設楽署が山岳事故防止を呼びかけ

2023/05/02 00:00(公開)
登山者に注意を呼びかける荻野隊長=設楽町和市で
 設楽町和市の岩古谷山(標高806㍍)登山口で1日、設楽署による山岳事故防止キャンペーンがあった。ゴールデンウイークで増える登山者に注意を呼びかけた。
 地域課員の山岳救助隊ら9人が参加した。コースを下調べすることや登山計画を立てること、急激な気温変化に対応できるよう衣類や飲み物を確保することなどを呼びかける啓発グッズを登山者に配った。上空では県警航空隊のヘリコプターもアナウンスを流した。この日は東三河各地や岐阜県から訪れていた。
 署によると今年の北設楽郡内での遭難事故は4月末までに3件あった。うち4月20日には豊根村で60代男性が登山道から離れた場所で滑落して死亡した。2022年は9件。うち3月には岩古谷山で60代男性が、4月には茶臼山で80代男性が死亡した。
 山岳救助隊長の荻野昭徳地域課長は「標高1000㍍級の山でも油断してはならない。安全で楽しく登れるように備えが大切」と話す。登山届の提出や連絡先の共有ができるスマートフォンアプリの活用を呼び掛けている。
【安藤聡】
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