豊橋で「天竜水石会」の展示

2023/05/13 00:00(公開)
天竜水石会による4年ぶりの展示会=豊橋市民文化会館で
 自然石の美の探求、収集活動に力を入れる地元愛好会「天竜水石会」による「第56回水石会員展」が12日、豊橋市民文化会館で始まった。新型コロナウイルス禍で中止が続いたため開催は4年ぶり。14日まで。
 会員が採取した形の美しい自然石を盆などに乗せて展示し、山水の景趣を味わう。会は昭和30年代に発足、現在10人が所属する。展示会ができない間も会で天竜川や揖斐川に足を運んだほか、個々で探石に励んだ。
 古いものから最近手に入れたものまで約60点を出品。天竜川を中心に、豊川、大井川、寒狭川、雨生山、庄内川などで見つけた姿形の良い石を自作の台や盆に乗せて披露した。石の模様で風景や花を表現したもの、立ち姿を神仏に見立てたものなどさまざま。赤富士や滝を思わせる作品、カメの甲羅のような文様の石を自作のカメの体の台に据えた作品、美しい翡翠(ひすい)やサンゴ、珪化木など、自然の造形美が存分に楽しめる。
 野口石遊会長は「ブランクはあるが何とか10人で頑張ってきた。今後は若い人にも入ってもらい活性化させたい」と話す。期間中は会員が解説をしてくれる。
【田中博子】
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