海外販路開拓など貢献、平松食品の平松社長に功労感謝状

2023/06/15 00:00(公開)
感謝状と「中小企業応援士」の委嘱状を受ける平松社長㊧=豊橋商議所で
中小企業整備基盤機構、「中小企業応援士」を委嘱

 中小企業整備基盤機構は14日、つくだ煮製造販売「平松食品」(豊橋市梅薮町)の平松賢介社長に、海外販路開拓などの貢献をたたえる功労感謝状を贈った。併せて機構が認定する「中小企業応援士」を委嘱し、業界団体を通じた支援メニューの周知など、地域からのさらなる輸出促進へ向けた取り組みに期待した。
 豊橋商工会議所でこの日、贈呈式と委嘱式があった。機構中部本部の藤野晴美本部長が感謝状と委嘱状、中小企業応援士の名刺を手渡した。
 平松社長は2011年に「愛知県食品輸出研究会」を立ち上げ、会長として機構や日本貿易振興機構(ジェトロ)との連携で県産食品の販路開拓に努めた。13社だった研究会は42社に増え、米国や中国をはじめベトナムなど東南アジア圏まで販路を広げた。会員企業の累計総輸出額も4億円超まで成長した。
 藤野本部長は「積極的に海外へ販路を広げる取り組みに感謝する。機構とジェトロの連携で今年度は輸出企業1万社の支援が目標。応援士として食品業界を引っ張ってほしい」と託した。
 平松社長は「食の安全保障などへ貢献するためにも、海外への販路開拓で持続可能な経営環境を保つことも肝心。地域の中小企業に的確な助言や支援ができれば」と意気込んだ。
 中小企業応援士は機構と連携して事業者の課題解決を支える。今年度は新たに42人を加え200人が活動する。豊橋市では「福井ファイバーテック」の福井英輔社長に次ぎ2人目。
【加藤広宣】
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