下江新城市長がマニフェスト経過報告

2023/07/02 00:00(公開)
マニフェストの取り組み状況を説明する下江市長=新城市役所で
マニフェストの取り組み状況を説明する下江市長=新城市役所で
 新城市の下江洋行市長は、マニフェストの取り組み状況を発表した。2021年11月13日に1期目がスタートした。掲げた36事業のうち「順調」と「ほぼ順調」としたのは29事業と評価。「状況に満足していない。着実に進めたい」と語った。
 報告は昨年6月に続いて2回目。マニフェストは「五つの目標」と「36の提案(事業)」を掲げた。目標は、将来に責任を持つ行財政改革▽安心して暮らし続けられるまち▽市民の安全を守るまち▽次世代が夢と希望を持てるまち▽人が集まる元気なまち―の五つ。自己採点はなく、事業の進み具合を、順調▽ほぼ順調▽やや遅延▽遅延▽達成困難▽業務見直し―の6段階で判定した。
 評定で順調としたのは9事業。就任直後に「市長給与20%カット」を実現した。他には、書類手続きの窓口対応▽職員の業務改善提案▽若者の就職支援推進▽林業従事者の人材育成―など。
 遅延としたのは2事業。市職員と地元住民との連携は「市民自治会議から指摘があった。地域に寄り添って進める必要性がある」と述べた。新城版GIGAスクール構想推進は、ICT(情報通信技術)を活用して他校との交流を図るもので「少人数校同士だけでなく中規模校との交流も必要になった」と説明した。
 他に市民病院の診療体制は「やや遅延」とした。22年度は整形外科と泌尿器科で常勤医を確保できたが、脳神経外科の常勤医が不在になったことを挙げた。
 防災情報の情報伝達と避難時の支援強化は「ほぼ順調」と判定。「6月2日に集中豪雨があった。他の自治体ではSNSでの伝達が有効だった。今後はさらに防災アプリを普及させたい」と述べた。
【安藤聡】
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