障害のある子どもたちがツリークライミング体験

2023/07/03 00:00(公開)
ツリークライミングに挑戦する子どもたち=豊橋市の桜ケ丘公園で
 障害のある子どもたちが2日、豊橋市東田町の桜ケ丘公園でツリークライミングを体験した。
 隣の市障害者福祉会館「さくらピア」の主催。障害児の保護者の要望から2012年度から続けている。新型コロナウイルス禍で20~22年は中止しており、4年ぶりに開いた。
 ツリークライミングは樹木を管理するために米国で開発された技法。1980年代にレジャー化した。米国出身で瀬戸市在住のジョン・ギャスライトさんが2000年に普及団体「ツリークライミングジャパン」を創設している。
 この日は知的障害や手足を動かすのが困難な6歳から44歳までの16人が参加。ギャスライトさんら団体メンバー13人が協力した。
 園内に生えるクロマツに高さ19㍍からロープを垂れ下げた。足を掛け、腕でよじ登った。木陰で風もあったため、参加者は「気持ちいい」と声を上げて喜んだ。
 ギャスライトさんは「登りきった喜び、葉の音の良さをいつまでも覚えてほしい」と話した。
【安藤聡】
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