東三河最高路線価は豊橋市広小路1

2023/07/05 00:00(公開)
県内平均2年連続上昇

 国税庁が3日公開した路線価によると、県内平均は前年比2・6%上がった。全国平均も1・5%上がり、いずれも2年連続の上昇だった。新型コロナウイルス禍からの経済の回復傾向が顕著になった。
 東三河の最高路線価は、豊橋駅東口の豊橋市広小路1(駅前通り)で44万円(前年比2・3%増)だった。新城税務署管内では新城市宮ノ後(能登瀬新城線通り)で6万2000円(増減なし)が最も高かった。
 また中核市(豊橋市、豊田市、岡崎市、一宮市)の最高路線価を比較すると、豊田市は33万円、岡崎市は22万円、一宮市は25万5000円で、豊橋市が大きくリードしている傾向は変わっていない。各市とも最高路線価は前年より高くなった。。
 県内では名古屋駅東口の名古屋市中村区名駅1(名駅通り)が最も高く、1280万円(同2・6%増)だった。東海4県の税務署別の最高路線価の変動動向は、上昇は26署(前年22署)、横ばい17署(同16署)、下落5署(同10署)となっている。
【山田一晶】
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