歴史部員らが準備進め
県立時習館高校で4日、「豊川海軍工廠(こうしょう)戦没者慰霊式典」が開かれた。1945年8月7日の空襲で犠牲になった生徒37人と引率教員2人の冥福を祈った。
同校歴史部の主催で、開催は5回目。部員らがチラシを作るなど1カ月前から準備を進めてきた。
約30年前に建てられた校内にある「早咲きの花」の碑の前で式典が開かれた。部員や一般生徒、寺田安孝校長ら教職員、空襲の生存者や遺族らで作る「八七会」有志ら計36人が出席した。海軍工廠の説明のあと、戦没者に思いをはせるため一人ひとりの名前を読み上げ、黙とうした。続く献花では、一人ずつ菊の花を手向け、碑に向かって手を合わせた。
部長の橋本慧さんは「式典を通し、在校生には戦争のひどさ、人の弱さを考える機会にしてほしい。豊橋の中でも犠牲になった人がいることを知り、戦争について考えてほしい」と話す。同部式典担当の堀江優花さんは「SNSなどで参加を呼び掛けた。昨年よりたくさんの人が参加してくれた。来年も続けたい」などと語った。
【田中博子】