豊橋出身の亜由子さん MGCは12位

2023/10/16 00:00(公開)
パブリックビューイングで鈴木選手に声援を送る皆さん=ここにこで
 来年のパリ五輪の出場権を争う「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)が15日、東京都国立競技場であった。東三河ゆかりの女子は安藤友香選手(ワコール)が2時間27分47秒で9位、鈴木亜由子選手(JP日本郵政G)は2時間31分33秒で12位だった。男子の最高位は安井雄一選手(トヨタ)の19位だった。
 パリ五輪のマラソンの日本代表枠は男女ともに3人。MGCで標準記録を突破した上位2人が日本代表に内定する。残り1枠は、来年の「MGCファイナルチャレンジ」を経て決定する。
 天候は雨。女子は、序盤は鈴木選手、安藤選手、前回優勝の前田穂南選手(天満屋)らが先頭集団を形成した。レースが動いたのは23㌔過ぎ。一山麻緒選手(資生堂)と細田あい選手(エディオン)が一気に抜け出し、鈴木選手や安藤選手らが追う展開に。安藤選手は24㌔付近、鈴木選手は27㌔過ぎで脱落した。鈴木選手はフィニッシュ後、しばらく立ち尽くした。
 高校時代の恩師、夏目輝久さんは、鈴木さんの家族と沿道で応援した。電話取材に「雨風が強く、難しいレースだった。彼女の心情を考えるとかける言葉が見つからない」と話した。
 この日、豊橋市の「こども未来館ここにこで」で、鈴木選手の走りを見ようとパブリックビューイングがあり、50人が声援を送った。八町校区自治会長の吉見正樹さん(79)は「雨の中よく頑張った。次戦でまた応援したい」と話した。
【北川壱暉】
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