日本ジュニア数学コンで豊橋東部中の3人が優秀賞

2023/12/21 00:00(公開)
受賞した伊藤さん、柴田さん、大河さん(右から)=豊橋市立東部中学校で
 「第26回日本ジュニア数学コンクール」で、豊橋市立東部中学校3年の伊藤大晟さん(15)、柴田遼太朗さん(14)、大河篤志さん(15)のグループが優秀賞を受賞した。同校では初の快挙。
 数学コンクールは、名古屋大学大学院多元数理科学研究科と大阪公立大学数学研究所との共催。数学的思考力、探求心、創造性を備えた人材の育成を目的に1990年に始まった。正解はなく、解き方の独自性を評価する。好きな問題を1問選択してウェブ上から解答を送る。
 3人は大の数学好き。7月に授業で担当教諭から誘われ挑戦を決めた。5問のうち、五角形をつくる三角形の数や角度などを求める「五角形タイル張り」の問題に取り組んだ。
 全国の名門校が参加するなかで受賞できた理由について、伊藤さんは「得意な部分を生かせたこと」と分析した。発想力のある伊藤さんが、段ボールでタイルを再現するなどしてアイデアを出した。規則性を見つけるのが得意な柴田さん、計算が速い大河さんがサポートした。
 伊藤さんは「教授たちが僕たちよりも美しい解き方をしていて勉強になった」と話した。柴田さんは「どの解法だったら教授たちに「刺さる」のかを考えながら解いた。見えないものを形にするのが数学の奥深さだと感じた」と振り返った。大河さんは「評価されてうれしかった。さまざまな解き方があるのが数学の面白いところ」と語った。
【北川壱暉】
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