総合青山病院が水害対策へCFで支援募る

2024/01/09 00:00(公開)
昨年6月の東三河豪雨で浸水した院内=総合青山病院で(提供)
 昨年6月の東三河豪雨で大きな被害が出た豊川市小坂井町の「総合青山病院」は、水害対策のためにクラウドファンディング(CF)をしている。集まった資金を使い、止水版を購入する。
 豪雨で院内は最大約30㌢浸水した。この影響で医療機器をはじめ電子カルテ、エレベーターなどに被害が出た。がんの放射線治療に使う「サイバーナイフ」は使えなくなり、多額の費用がかかるため修理や買い替えを断念した。
 再び豪雨があっても院内への浸水を防ごうと、出入口42カ所分の止水版購入を決めた。自己資金は本来の医療業務に関わる機器などの設備投資に充てるため、購入費の一部をCFで集めることにした。
 購入費は1800万円。昨年12月から始まり当初の目標だった1000万円をクリアした。現在はネクストゴールの1500万円を目指している。
 担当者は「水害時も地域を支える病院としての役割を果たせるよう、水害対策をします。自助努力だけでは限界があり、CFを利用して多くの皆さんに支援をお願いしています」と話す。
 31日までCFの専用サイト=QRコード=から支援できる。また振り込み(豊川信用金庫小坂井支店、口座番号3614989、普通口座、口座名義=医療法人宝美会理事長牧野一政)からでも可能。問い合わせは総合青山病院(0533・78・5313)へ。
【竹下貴信】
CF専用サイトQRコード
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