豊川・菟足神社の風祭り 子どもの参加者増へ

2024/01/16 00:00(公開)
子どもの参加者を増やすために議論する住民有志=平井集会所で
平井町は今年から内容見直し

 豊川市指定無形民俗文化財で、4月の第2土日曜に小坂井町の菟足神社で開かれる「風祭り」。参加する地域の一つ平井町は、子どもの参加者を増やそうと今年から内容を見直す。
 祭りは平井町をはじめ、小坂井町、宿町が参加する。打ち上げ、仕掛け、手筒の各花火が出るほか、山車が登場する。平井町は、子ども山車や笹踊りを受け持つ。
 平井町にある八幡社から菟足神社までの1・5㌔を、子どもたちが笹踊りを披露しながら、小さな山車を引き練り歩く。近年はダンス、野球、サッカーなどの習い事を優先する子が増え、参加者が少なくなっている。
 これを改善しようと、平井区長の藤嶋孝弘さんをはじめ町内有志が立ち上がった。平井集会所に定期的に集まり協議して、参加したくなる内容を盛り込むことを決めた。
 出発前に、メディアにも出演するプロマジシャンの人間ポンプさんを呼び、マジックショーをしてもらう。沿道の高齢者福祉施設「れんげそう」の利用者に、練り歩く子どもたちを見てもらう。ドローンを使った集合写真の撮影もある。さらに参加景品を菓子の詰め合わせにグレードアップする。人気の「いなりん」も登場する。
 藤嶋さんは「参加した子どもが、来年も来たくなるようにします。多くの子どもに呼び掛け、祭りを盛り上げたい」と張り切る。
【竹下貴信】
祭りに参加する子どもたち(昨年撮影、提供)
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