シェルターの猫守る支援を 動物福祉団体「ハーツ」がCF

2024/01/17 00:00(公開)
ハーツのCF=16日午前10時
 東三河の動物福祉団体「ハーツ」による毎年恒例のクラウドファンディング(CF)はスタートから1カ月。13日に第1目標の150万円を超えた。締め切りは2月14日午後11時。
 昨年12月17日にスタートした。この1年では、けがや病気で外へ戻せない猫を収容する第3、第4シェルターの新設で800万円の工事費がかかった。さらに不妊・去勢手術した猫は912匹。現在「シェルター」で生活する猫は4カ所計216匹。昨年より40匹増えた。ほかにメンバーが自宅で世話している猫や管理下の地域猫を含めると684匹の世話をしている。
 CFが始まった後、サイト=QRコード=のトップページの猫が死んだ。また、ハーツがシェルターを造るきっかけとなった「ボス」も虹の橋を渡った。
 目標の500万円は、第2シェルターで生活する115匹の医療費だ。試算によると、第2シェルターの来年の運営費は医療費600万円、餌や猫砂など350万円、家賃36万円、光熱費40万円、トイレやケージなどの備品代50万円、清掃や消毒用品16万円で計1016万円だという。今年の初期見通しより40万円増えた。
 前回は最終目標を600万円に設定したが、初めてこれを下回り455万5000円を集めて終了した。5回目のCFでは最高額となる542万3000円が、6回目では517万4000円が寄せられた。
 16日正午現在で133人が169万7000円を寄付した。今回は最大で10万円だったコースに、途中から大口寄付者向けに「30万円」「50万円」を開設した。すでに利用者が出ている。
 諸物価の高騰が続く。「シェルターの猫たちの命を守り続けるため」として、ハーツは支援を呼び掛ける。
【山田一晶】
新設された第4シェルターの猫(提供)
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