豊橋の藤ノ花女子高で「針供養・ひなまつり」

2024/02/27 00:00(公開)
豆腐に折れ針を刺す生徒会役員ら=藤ノ花女子高校で
 豊橋市老松町の藤ノ花女子高校は26日、「針供養・ひなまつり」行事を開いた。針供養は前身の「豊橋裁縫女学校」創立(1902年)以来続く。全校生徒が役目を終えた針に感謝した。
 生徒に優しさや感謝の気持ちを持ってもらおうと開く。新型コロナウイルス禍でも密にならないようテレビ中継をするなどして続けてきた。
 ステージには供養のための祭壇と、豪華なひな壇を設置。式典で、生徒会役員が世話になった裁縫箱や物差し、針などが置かれた祭壇前に進み出て、豆ご飯やぬた、ニンジンやゴボウ、こんにゃく、鶏肉などを入れた「むつひつ汁」の乗った膳を供えた。そして、折れ針を豆腐に刺して供養した。生徒会長の榎本多恵さんが「針供養の詞」を読み上げた後、みんなで「供養塚の歌」を歌い、「針のみたま」の安らかな眠りを祈った。
 続くひなまつりでは、ちらしずしや潮汁などの膳やひなあられをひな壇に供えた。山崎宏人校長による式辞後、学校内表彰などもあった。
【田中博子】
ひな壇にお供えする生徒
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