池坊豊橋支部の80周年・青年部45周年記念花展

2024/03/09 00:00(公開)
松を題材にした白井支部長の大作=プラットで
 「池坊豊橋支部創立80周年・青年部創立45周年記念花展」が8日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で始まった。東三河で活躍する華道家元池坊の支部員による115点を展示する。東愛知新聞社など後援。11日まで。
 1944年に東海支部から独立し豊橋支部が発足。50代までが所属の青年部は81年に発会した。今回は「花・文化をつむぐ 未来へ向かってLet’s go」をテーマに10~90代の支部員が、古典から現代の作品まで大作5作、中作60瓶、小品50瓶を前後期で出展する。
 季節の花木や観葉植物を使い、配色や調和を考えた自由花や格調高い生花、立花がずらり。ワイヤやカンナくずなど花を引き立てる小物を巧みに使う作品、桜などを上品に配し春の訪れを伝える作品、伝統的な供え花など多彩な力作が並ぶ。
 青年部の合作は色水を入れたペットボトルに生けたカスミソウやバラを並べた。支部の合作は金色や銀色の紙を貼った筒に生けた花を並べたりつるしたりして会場の高さを生かしている。
 白井まさみ支部長は枝ぶりのよい数種の松を使った見応えある古典の大作を披露。「皆さんに自由にいろいろな花を使ってもらった。花を通して若い人たちに四季折々の魅力を知ってもらいたい」と話す。
【田中博子】
かわいらしい青年部の合作
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