豊橋商議所青年部が市長へ政策提言書を提出

2024/03/12 00:00(公開)
浅井市長に政策提言書を手渡す惣田会長(左から2人目)ら青年部会員=豊橋市役所で
 豊橋商工会議所青年部は8日、豊橋市の浅井由崇市長に「選ばれるまち」の実現へ向けた市政に対する政策提言書を提出した。惣田吉彦会長が市役所で提言をまとめた冊子を手渡した。
 中小企業向けなど四つの政策を提言した。
 若者人材のマッチングでは、新卒やUターン人材に役立つ情報提供が可能な市独自の中小企業向けのシステム開発などを求めた。リスキリング(学び直し)の充実は、市内で就労する市民向けに補助対象講座やDX、国際取引など成長分野への講座も官民連携で設ける必要性を訴えた。
 働きやすい職場づくりでは、女性関連商品やサービスを開発する「フェムテック」の拡充などを挙げた。民間調査で2年連続全国3位の「共働きと子育てのしやすさ」について「全国一を目指してほしい」と促した。
 高校生や地元出身の大学生への独自アンケートから、若者は大学進学後から大都市志向が強まっていることなどが分かったという。惣田会長は「若者に選ばれるまちへの政策に生かしてほしい」と述べた。
 浅井市長は「ミスマッチの指摘は興味深い。いい企業は多いが魅力が伝わっていない。学び直しなど多くの提言は、産学官連携が欠かせない」と考えを示した。
【加藤広宣】
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