センバツ初戦を前に長谷川豊川高監督が抱負

2024/03/19 00:01(公開)
取材に応じる長谷川監督=甲子園球場で
 「第96回選抜高校野球大会」の2日目、第1試合で阿南光(徳島)と対戦する豊川の長谷川裕記監督が17日、開会式リハーサルがあった甲子園球場で報道陣の取材に応じた。
 選手、指導者として初めて踏みしめた甲子園の感触について「きれいで大きな球場。まだ観客がいなかったので、それほど緊張もなかった」と心境を語った。
 初戦の鍵を握るのは投手陣とし、鈴木爽、平野、中西、林優大らの粘りに期待した。右サイドスローの林は常葉橘との練習試合で3回無失点と絶好調。「調子がよければ5回ぐらい投げさせたい」との考えを示した。
 野手はモイセエフや北田、中村ら勝負強い強打者がそろい、公式戦のチーム打率も3割9分8厘を誇る。今大会から導入される圧縮バットの対策について「秋の明治神宮大会では大きな本塁打も出たが、同じイメージで臨むと打球が失速する恐れもある。甲子園独特の浜風も踏まえ、逆方向へ低いライナーを狙うよう伝えた」と語った。
 阿南光のエース吉岡について「過去に対戦した投手より実力で頭一つ抜けている」との印象を述べた。長谷川監督は「勝負どころで投じるスライダーやツーシームを我慢して見送れるかが鍵を握る。1球でも多く投げさせ、泥臭く1点を積み重ねて勝ちたい。着飾った野球はいらない」と意気込んだ。
【北川壱暉】
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