初日の午後、聖水を浴びて心身を浄化するスバトゥの滝へ。バリ人のガイドさんが用意してくれた腰巻きに着替え、みんなで石の長い階段を下へ下へと降りていく。
参道には神像やほこらがあちらこちらにあって、ヤシやバナナの葉で作られた器に色鮮やかなお花やお米などが盛られたお供え物を線香と一緒に供える。作法のもと、ガイドさんが私たちの頭に聖水をパシャパシャと振りかけてお清めをしてくれた。
20分ほど歩くと勢いよく水の流れる音が聞こえてきて滝に到着。かなり下まで歩いてきたので辺りは薄暗い。
みんなこれから入る滝の方に気を取られていたからか、扉もない男女共用の着替え場所には誰も触れることはなく、簡易的なロッカーに着替えやタオルを突っ込んだ。
緊張した面持ちで、ゾロゾロと連れ立って水の中へ入るとサッと鳥肌が立つほどの冷たさにみんな思わず声が出る。ガイドさんがお手本を見せてくれて、それに習って順番に中に入っていく。だくだくとかなり上の方から流れてくる山の湧水を目の前に足がすくんでしまいそうになった。
二つの滝は見た目より水圧が強く、頭を突っ込んでいる間は息ができないくらい。全員が、身も心も清めるぞ! という心構えで臨んでいたので、励まし合い手を取り合い滝の中に入っていった。(続く)
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