東三河に本社のある企業なども1日、新社会人を迎え入れる式を開いた。初々しいスーツ姿の若者たちが、緊張した面持ちで臨んだ。
蒲郡信金
蒲郡信用金庫は、本店で入庫式を開いた。新入職員40人(総合職23人、一般職17人)が式に臨んだ。
竹田知史理事長は「地域の皆さまに支えられ、また先輩たちの努力の積み上げで昨年度は75周年を迎えることができました。今度はあなたたちに新たな1ページを作っていっていただきたい」とあいさつした。
新入職員代表の二橋唯さんは「創業以来の『愛郷の心』と『堅実経営』の精神のもと、誠実さと情熱を持ち、地域社会の発展のために全力を尽くします」と誓いの言葉を述べた。
蒲郡信金は新入職員に対し、基礎知識や技能習得に向け「新入職員研修」を予定している。
豊橋信金
豊橋信用金庫は、本店2階で入庫式を開いた。新入職員30人が式に臨んだ。
山口進理事長は「信用金庫の仕事の醍醐味(だいごみ)を肌で感じ、楽しんで欲しい。臆することなく、さまざまな分野にチャレンジしてもらいたい。『とよしん』にとって無くてはならない存在となって、信用金庫人として活躍してくれることを非常に楽しみにしている」などとあいさつ。
12日まで研修会館で社会人としてのマナーや金融機関の業務知識、オンラインの理解とオペレーション訓練などの研修を受け、15日に各営業店に配属される。
豊川信金
豊川信用金庫は、研修センターで入庫式を開いた。新入職員27人と保護者らが出席した。
真田光彦理事長は「社会人としてチャレンジスピリッツを持ち続け、お客さまから信頼される人格、能力を磨き、一人前の金融のプロになっていただきたい」などとあいさつした。
新入職員代表が「87年の長年にわたり、大切にしてきた地域のお客さまを受け継ぎ、コミュニティバンクのリーダーを目指すため、先輩からの指導を仰ぎながら精いっぱい努力します」などと誓った。
豊橋商工信組
豊橋商工信用組合は、本店で入組式を開いた。新入職員7人が式に臨んだ。
中村勝彦理事長は「今後迎える80周年に向け、さらなる新しい組合へ変身していく豊橋商工信用組合を皆さんの力で盛り上げていただきたい。皆さんの成長や活躍は未来の組合の成長につながる。若い感性を存分に発揮し、先輩や上司を大いに刺激してほしい」などとあいさつした。
新入職員を代表し、山本星矢さんが誓いの言葉を述べた。
新入職員は5月2日まで本部研修を受け、7日から各支店に配属される。
【取材班】
新入職員の皆さん=豊橋信用金庫本店で㊤ 誓いの言葉を述べる山本さん=豊橋商工信用組合で(いずれも提供)