ホーム最終戦を勝利で飾ったフェニックス

2024/04/29 00:02(公開)
ホーム最終戦を終えてブースターと記念撮影するフェニックス選手ら=豊橋市総合体育館で
声援を背に豊橋で富山を圧倒

 プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は28日、豊橋市総合体育館で富山グラウジーズと対戦し、103対で80で勝利した。ホームでの今季最終戦を圧勝で締めくくった。残り2試合は5月4~5日にシーホース三河とアウェーで対戦。三遠のチャンピオンシップ(CS)は同月11日からホームで開かれる。
 三遠は序盤からダジンスキー、クラークの両選手らが得点を重ね49対36で折り返した。第3クオーター(Q)は一時、富山に6点差の状態で粘られたが、両選手らの3連続ポイントと大浦選手の3点シュートで一気に15点差に広げた。
 最終第4Qも着実に得点を重ねた三遠は、24得点のダジンスキー選手をはじめ、4人が2桁得点の100点ゲームで地元ブースターを前に有終の美を飾った。
 大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「前半は計画通りに進まない点もあったが、暑さの中で強いディフェンスができ、相手から20以上のターンオーバーを誘えた」と選手をたたえた。
 ホームでの今季最終戦は4820人。大野HCは「昨季から徐々に観客数も増え、今季はブースターの期待の高まりを感じる。この状況を今後、地域にどう根付かせるかが肝心だ」と三遠地域でのバスケ文化の広がりに期待した。
 最多得点のダジンスキー選手は「CSへ向けて残り2試合、体調を維持しつつ調子を上げることが課題」と述べた。
【加藤広宣、北川壱暉】
24得点と活躍のダジンスキー選手
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