のんほいパークにソーラーカーポート新設

2024/05/02 00:00(公開)
駐車場へ導入したソーラーカーポート=のんほいパークで(いずれも提供)
 豊橋市は、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の駐車場にソーラーパネル搭載型カーポートを新設した。再生エネルギー由来の電力活用と自家消費を促し、温室効果ガスの排出抑制の目標達成へつなげる。公募選定事業者の大和リースが維持管理を担う。
 園内の中央第1、東第1、第2の3駐車場の963台分のうち、355台分にソーラーカーポートを導入し、4月22日から電力供給を始めた。
 太陽光パネルの容量は計992㌔㍗、園内での電力消費需要の約4割が賄えるほか、二酸化炭素の排出削減効果は年406㌧に上る。夏は太陽光の照り返しを防いで遮熱効果にも役立てる。
 ソーラーパネル搭載型駐車場で実績のある大和リースが20年間の維持管理を担い、終了後は市へ無償譲渡される。
 市は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ宣言」を掲げており、達成へ向け再エネ設備の導入事業(PPA)が進む。地区市民館など15施設でPPAによる設備が導入済み。今後はライフポートとよはしでもソーラーカーポートを導入し、保健所・保健センターでは停電時に備えた太陽光パネルと蓄電池の併設も計画する。
【加藤広宣】
日陰が増えて遮熱効果も見込める
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