今季最終ゲーム、フェニックス飾れず

2024/05/06 00:00(公開)
ゴールを決めるメイテン選手=スカイホール豊田で
CS進出懸かった三河の気迫に押され

 プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は5日、豊田市の「スカイホール豊田」で同じ中地区2位のシーホース三河との今季最終戦に臨み、72対79で敗れた。三遠はチャンピオンシップ(CS)に向けて痛い連敗を喫した。三河はCS出場が決まった。
 クラーク選手を欠くなか、メイテン選手のシュートで先制したが、その後は競り合う展開。三遠が大浦颯太選手らを起点に、メイテン選手やラベナ選手らが速攻でゴールを決めれば、三河は外国籍選手の高さある攻撃で対抗。39対42で折り返した。
 後半は、外国籍選手に次々とシュートを決めれた。4点ビハインドで迎えた第4クオーターは、大浦選手が2連続3Pシュートを決める活躍で一時は1点差まで詰め寄ったが、CS進出が懸かる三河の気迫を前に引き離された。
 大野篤史HCは「前日に比べれば、自分たちの色を出せた試合だった」と振り返った。CSに向けて「タレントぞろいのチームではない。何をすべきかを皆で考え勝ってきた。CSでも一つにまとまって、勝ち進んでいきたい」と話した。
 チーム最多の23得点のメイテン選手は「激しいディフェンスに合わせてプレーしないといけないなかで、リバウンドやディフェンス、フリースローなど、もっとできた部分があった」と反省した。そして「きょうの反省を踏まえ修正する」と話した。
 CS初戦は11日にホームの豊橋市総合体育館で広島ドラゴンフライズと対戦する。
【北川壱暉】
三河の激しいディフェンスに苦しんだ
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