第4Qのミスが響く
バスケットボールBリーグの年間王者を決める「日本生命チャンピオンシップ(CS)」準々決勝の第1戦が11日、「豊橋市総合体育館」であった。中地区1位の三遠ネオフェニックスは、ワイルドカード枠の広島ドラゴンフライズに70対77で痛い敗戦となった。2戦先勝方式で準決勝進出が決まる。三遠は崖っぷちの状況となった。
序盤から白熱した一進一退の展開。三遠は、本来のスピードが戻った佐々木隆成選手がドライブで中に切り込み、クラーク選手やメイテン選手らがシュートを決める。一方、広島もエバンス選手やメイヨ選手、山崎稜選手らの活躍で応戦した。だが、三遠は要所で金丸晃輔、細川一輝選手の3Pシュートが決まり、41対38の3点リードで折り返した。第3クォーター(Q)は、一時は逆転されたが、佐々木選手、クラーク選手が3Pシュートを決め、4点リードで終えた。
ところが、第4Qは広島優位の展開に。広島は河田チリジ選手らが粘り強い守りから、メイヨ選手らが着実に点を重ねた一方で、三遠はターンオーバーなど痛いミスが目立った。残り1分で3Pシュートを決められ、最後は引き離された。
大野篤史ヘッドコーチは「我慢強く戦っていたが、4Qでのターンオーバーが痛かった。普段通りのオフェンスが構築できず、自分たちが望むシュートがなかなか打てなかった」と敗因を分析した。次戦に向けて「2勝が必要な状況は変わらない。オフェンスのミスを修正しないといけない」と気を引き締めた。
司令塔としてチームを引っ張った佐々木選手は「コンディションが上がらない中、トレーナーやスタッフの協力でCSまで調整してきた。痛いと言ってられないし、どのタイミングで出ても自分の仕事をするだけ」と話した。
三遠ブースターは赤いシャツを着たり、ペンライトを振ったりして応援した。
【加藤広宣、北川壱暉】