TV中継終了後、配水量が前日より最大10%増

2024/05/18 00:00(公開)
1万5000人が観戦した中日対阪神の公式戦=豊橋市民球場で(14日夜)
豊橋市上下水道局がドラゴンズ公式戦の14日分析

 豊橋市上下水道局は、14日夜に市民球場であったプロ野球の中日対阪神戦当日と前日の水道使用量の違いを比較、分析したデータを公表した。テレビ中継が終了した午後9時頃を境に、配水量が前日比で最大10%伸びていた。
 小鷹野浄水場で10分ごとに計測される瞬間流量を元に、両日の同じ時間帯の計測データを比較した。
 公式戦があった14日は、試合の開始前から終盤にかけて市内の配水量は前日より減少傾向だった。午後5~7時台で2・7~7・0%減ったという。
 一方、午後8時から2%台に回復して、同9時頃から減り始めたが、午後9時6分の試合終了直後の配水量の水準が前日比で9・8%増えた。
 この日の試合は阪神が2点リードの展開で中日が同点とし、終盤に石川昴弥の逆転打で4対2で勝利。終盤まで目が離せない状況だった。
 小鷹野浄水場では市内全域約17万世帯に水道水を供給する。当日の監視制御は通常通りで、気温や天候などで同程度の変化量はあるという。

試合後に風呂やトイレか

 浄水課によると「試合後に家庭で風呂やトイレなど水道水を使い出したのではないか」とみている。水道使用量の変化については昨年11月、阪神が日本一を決めた日本シリーズ第7戦でも調査した。その際、大阪市内のデータとも比較した。
【加藤広宣】
試合当日と前日の排水量比較(市上下水道局のグラフをもとに作成)
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