豊橋でビンテージカーフェス

2024/05/20 00:00（公開）

社会

ビンテージカーが並んだ会場=とよはし産業人材育成センターで

　「ビンテージカーフェスティバルｉｎＴＯＹＯＨＡＳＨＩ２０２４」（実行委員会主催、東愛知新聞社など後援）が19日、豊橋市神野新田町の「とよはし産業人材育成センター」で開かれた。約２００台が集結し、大勢の来場者でにぎわった。
　戦後復興の象徴の一つであるビンテージカーに触れることで、日本の自動車産業の華やかな時代を感じてもらおうと初めて企画した。
　会場には、１９７３年以前に製造されたスポーツカー、高級車、普通車、軽自動車など、さまざまなビンテージカーが集結。どの車も手入れが行き届いており、来場者たちは写真撮影を楽しみ、オーナーと歓談した。中にはボンネットを開けてエンジンルームを公開する車もあった。
　クレイジーケンバンドの横山剣さんの車にちなんだトークショーや、フェスにちなんだビンテージな洋服や小物の販売などがあり盛り上がった。
　来場者たちは「今の車は空気抵抗などを考えた結果なのか、形が似ていて面白くない。昭和の車は個性豊かで存在感があり魅力的」と話した。実行委員長の川村荒治さんは「車のまちでもある豊橋で、車のイベントを開きたかった。今後も継続して開催したい」と述べた。
【竹下貴信】

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