浜松から東栄へ移住、移転でカレー屋開店

2024/05/27 00:01(公開)
店を移した中島さん=東栄町下田で
 東栄町下田に、カレー店「印度カレーmana」がオープンした。店主の中島成人さん(61)が浜松市から移住、移転した。
 日本大学芸術学部卒業後、映像制作の仕事をしてきた。母の看病のため38歳で退職し、浜松市に転居した。ひと区切りついた後に湖西市でカフェの共同オーナーをし、2005年に独立。浜松市中央区の佐鳴湖畔で「印度カレーmana」を開店した。
 30代で旅行したインド・カシミールで食べたカレーがおいしかったため、2週間の滞在中に作り方を学んだ。スパイスを効かせたカレーと、鶏もも肉が入った「チキンマサラ」をはじめ、カシューナッツペーストのクリームベース、トマトベースと品数は多彩だ。
 浜松の店は8~9人のスタッフで33席。60歳を迎えるのを機に移転を考えた。東栄町にあった旧別荘を購入し、1階の和室と床の間を調理場に改装。中島さん1人で調理と接客をするため、12席と小さくした。移転では、日本政策金融公庫の融資を受けた。浜松の店は昨年11月に閉めた。
 開店は4月24日。「東栄チキン」など地元の食材を積極的に採用している。注文を受けてから調理を始め、出来立ての提供を心掛けている。
 趣味は自転車ツーリング。浜松時代には仲間を募って元日に浜名湖1周を続けた。新城市地域おこし協力隊員でロードレース選手の小山貴大さんは浜松のアルバイト店員だった。東栄町で再会した。
 「70代まで続けたい」と中島さんは語る。午前11時~午後2時。火曜、水曜定休。
【安藤聡】
「印度カレーmana」の外観
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