生産者と飲食・菓子店連携、豊橋市がマッチング会

2024/05/28 00:01(公開)
新メニューで連携したい農家に接触する飲食事業者ら=エムキャンパスフードで
 豊橋市は27日、駅前大通2の「エムキャンパスフード」で、地元農家と飲食店などのコラボレーションで新メニューを開発するためのマッチング会を開いた。市内の11生産者が出品した農産物のこだわりなどをアピールした。7月上旬までに開発と完成披露会を経て各店で提供を始める。
 全国有数の産地として知られる一方、今後は地産地消を拡大しようと2年前に食と農業のコラボ企画として始まった。3年目の今年度は夏と秋冬の2回開く。
 農家のプレゼンテーションでは特産の次郎柿や大葉のほか、スイートコーンやラディッシュなどの生産者が栽培へのこだわりなどを訴えた。農家が勧める食材の楽しみ方も紹介した。
 今回は吉本興業「豊橋市住みます芸人」として市内に暮らす漫才コンビ「ASANA」のクボさん、ナミトさんもプレゼンに参加。小島町の「ASANA農園」で栽培するジャガイモをPRした。
 この日は豊川市を含む12の飲食店や菓子店、食品会社などが新たな食材を求めてプレゼンに聞き入った。一緒にメニュー開発したい生産者には金の名刺を、食材調達でコラボしたい場合は白の名刺を差し出した。
 昨年度はマッチングで新メニューなど25品が生まれた。今後は成立したグループでメニューや商品の開発に入り、7月上旬に関係者らに完成品を披露。随時、店での提供や小売販売を始める。
 市では7月29日の第2回マッチング会(秋冬)の申し込み受け付けも始めた。市ホームページ(https://www.city.toyohashi.lg.jp/54507.htm)で6月末まで。
【加藤広宣】
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