3組織合併で豊川商店街振興組合が新たな船出

2024/05/31 00:00(公開)
スケールメリットを生かしてさらなる発展を誓った総会=豊川商工会議所で
総会で決意、スケールメリット最大限活用

 豊川商店街振興組合は29日、豊川商工会議所で総会を開いた。豊川稲荷周辺の「豊川門前通商店街振興組合」「本町商店街振興組合」と4月1日に合併し、3商店街が一つになった。その後初の総会で、スケールメリットを生かし、さらなる発展を誓った。
 豊川稲荷周辺の商店街が一つにまとまり、加盟商店は101店になった。これまでも互いに協力して「ほいとも祭」や「本町ナイト」などのイベントを開いていたが、より一体感を持って展開できるようになる。
 また豊川稲荷で今年11月に新法堂の落慶法要、2026年に「午年開帳」、30年に本殿100周年を記念した「大開帳」がある。多くの参拝客が見込まれることから、商店街も一致団結して盛り上げる。
 丸山恭司理事長は「単独の商店街ではできない取り組みを、大きな団体となってやっていきたい。豊川稲荷の新法堂の落慶法要や御開帳に合わせ、商店街を盛り上げます。新しいことにも果敢に挑戦していきます」とあいさつした。
 旧門前商店街理事長の田中まことさん、旧本町商店街理事長の田中粋人さんは副理事長に就任した。2人は「協力をより強固にし、活性化に努める。各商店主が利益をしっかりと出せるように後押しする」と述べた。
 来賓祝辞で竹本幸夫市長は「午年開帳に向けて門前通りを整備し、稲荷周辺の電柱の地中化にも力を入れます」と支援を約束。豊川稲荷の福山憲隆住職は「豊川稲荷の年間参拝客は、現在は500万人ですが最盛期は800万人。御開帳などで少しでも参拝客を増やしていきたい」と話した。
【竹下貴信】
「豊川稲荷周辺の商店街が一体となって発展します」と役員の皆さん
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