豊橋市花田町の豊橋商工会議所で6日、新春の年賀会があり、正副会頭をはじめ議員ら約120人が新たな年明けを祝った。神野吾郎会頭は地域経済の展望で、さらなる発展へ向けた前進の必要性を強調した。
今年は国道23号バイパスの全線開通を3月に控え、設楽ダムの本体工事着工や三河港の港湾計画改定作業も大詰めを迎える。神野会頭は、準備期間から新たな成果へ勢いを増す「乙巳(きのとみ)」にちなみ、新しい世界を切り開く1年となることを願った。
さらに、豊橋のまちづくりと地域経済の持続的な発展の重要性にも触れた。神野会頭は「まちは大きな分岐点にある。ここで成長の歩みを止めてしまっては、まちの活力が失われる」との認識を述べた。その上で「多くの人知を集め、正しい道を歩み続けるためにすべきことが問われる。このまちに住んでよかったと思えるよう、未来への責務を果たすため、産学官民の連携がさらに求められる」とした。
この日は巳年生まれの会員に記念品を贈り、景気付けの鏡開きで新たな年を祝った。1953年生まれの冨田佳央氏が代表であいさつした。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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