豊橋市立富士見小学校で10日、伝統のリンゴ皮むき大会があった。全校児童が参加した。江崎桃々香さん(4年)が1110㌢で校内チャンピオンに輝いた。
大会は1984年の開校から続く。児童の手先の器用さや集中力を養う。全校児童が参加し、40分以内にリンゴの皮を途切れさせずにどれだけ長くむけるかを競う。
学年ごとに基準となる長さを超えると認定証が授与される。学年上位や校内トップは表彰される。熱心に練習する児童も多く、卒業生の親からアドバイスを受けるなど、親子2代や兄弟で取り組む家庭もある。
競技が始まると、児童は果物ナイフを手にリンゴの皮をむき始めた。熟練している子は少しでも長くむくため、皮の横幅をできるだけ小さくする。積み上がっていく皮は細いひものような状態だ。他の子よりも早くむき終わった子は、おいしそうにリンゴを頬張っていた。
チャンピオンの江崎さんは、1~3年の学年チャンピオン。「校内1位になってうれしい」と笑顔で語った。少しでも長さを稼ぎたい時は細く、制限時間が迫ってきたら太めに、素早くむくのがコツという。「6年生になったら歴代記録を超えたい」と抱負を述べた。【岸侑輝】
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そのほかの学年チャンピオンの皆さんと記録は次の通り。(敬称略。丸数字は学年、単位は㌢)
①坪井大悟(464)②蓑田あん(722)③西山紗矢(291)⑤生地煌弥(603)⑥冨平佳央(1084)
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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