豊橋市と中部電力パワーグリッド豊橋支社が連携協定

2024/06/12 00:00(公開)
連携協定書を交わす浅井市長と小林支社長㊧=豊橋市役所で
 豊橋市と中部電力パワーグリッド豊橋支社は10日、電力利用を通じた温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティーの実現へ向けた連携協定を結んだ。再生エネルギーの普及や効率利用、市民への教育や普及に取り組む。
 市は2021年11月に宣言した「ゼロカーボンシティとよはし」で30年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロとする目標を掲げた。
 再エネ普及では公共施設への導入を進め、市民や事業者向け補助金などで支援を広める。エネルギー利用の最適化について、公共施設での電力設備の効率的な運用や、再エネ由来の自給率を把握する仕組みなど中部電の技術力や知見を生かした連携も進める。
 教育や啓発では、小中学校などで温暖化の影響やゼロカーボンについて学ぶ出前授業で当事者意識の向上に努める。
 この日は市役所で締結式があり、浅井由崇市長と小林敏博豊橋支社長が協定文書を交わした。
 浅井市長は「市民自身の問題ととらえ、取り組みやすい施策を発信したい」と述べた。小林支社長は「地球温暖化を通り越して沸騰化へ向かっている。電力事業の知見で地域の脱炭素化に貢献したい」とした。
【加藤広宣】
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