新城でJA愛知東の文化講座

2024/06/14 00:02(公開)
校舎内を説明する高橋校長=新城中学校で
奥三河ふるさとガイドの髙田さん案内

 JA愛知東の文化講座が13日、新城市内であった。17日に解体工事が始まる旧制新城高等女学校校舎などを巡った。
 校舎は現在、市立新城中学校の敷地内にある。1923年築。音楽、裁縫、ミシンの教室として使われた。47年の中学校設立後に校長室や職員室、家庭科などの特別教室として84年まで使用された。その後、95年から2023年度まで市教育委員会の「新城まちなか博物館」として商家や農家の道具を展示したが、老朽化のために解体されることになった。
 17人が訪れた。高橋正樹校長は「雨漏りもない状態ですが、耐震補強がされておらず、解体が決まりました」と説明した。1958年度に卒業した女性(80)は「懐かしい校舎がなくなるのは寂しい」と話した。
 案内を務めた奥三河ふるさとガイドの髙田孝典さんは「生徒の中には豊川海軍工廠(こうしょう)に動員された人もいた。歴史の証人でもある」と述べた。14日まで見学可能。
 一行はこのほか、明治初頭に当あった百姓一揆「蓑着(みのぎ)騒動」のゆかりの地を巡った。
【安藤聡】
解体される旧新城高等女学校の木造校舎
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