豊川市が麻生田調整池を整備、10月頃運用へ

2024/06/16 00:00(公開)
麻生田調整池=豊川市上野4で
 豊川市が水害対策として豊川市上野4に「麻生田調整池」を造った。池はすでに完成しており、地域の雨水管の敷設が10月頃に終わり、運用が始まる。
 豊川市では住宅などがある市街地エリアを対象に、5年に1度の大雨(時間雨量50㍉)に対応するための対策を進めている。その一環が調整池の整備。この対策で池を造るのは初めて。
 貯水量は2800立方㍍。東名高速道路豊川インターチェンジ付近の麻生田地区58㌶のうち、約半分の地域の水を一時的に貯留し、豊川へ流れ込む水の量を減らす。
 雨水管を流れる水が一定量を超えると、自動的に池に水が入るようになっている。池に入った水は晴天時などにポンプでくみ出して流す。総工費は池と雨水管の計7億4300万円。
 市全体で対策するエリアは3301㌶に及び、現在までに76%で対応を終えている。池の運用が始まっても市全体でみればわずかなため、洪水時の豊川の流量に大きな変化はないという。
【竹下貴信】
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