暑い夏へ刈谷で高校野球愛知大会抽選会

2024/06/16 00:02(公開)
くじを引く豊川の鈴木主将=刈谷市総合文化センターで
28日に開幕、シード・豊川は3回戦から登場

 28日に開幕する「第106回全国高校野球選手権愛知大会」(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が15日、刈谷市総合文化センターであり、181校、173チームの組み合わせが決まった。開会式はパロマ瑞穂野球場で。29日から豊橋市民球場など県内9球場で熱戦が繰り広げられる。シード校の豊川は大会6日目の3回戦から登場する。順調にいけば決勝は7月28日。
 抽選会では、主将やマネジャーらがくじを引いた。センバツに出場した豊川はHブロック。初戦は昨夏の県大会準々決勝で敗れた愛知啓成と安城南の勝者に決まった。豊川はモイセエフら得点力のある打線が強み。一方で、エースだった鈴木爽が春の県大会ではメンバー外となるなど、投手陣に課題を残す。長谷川裕記監督は140㌔を超える直球が持ち味の中西、平野の両右腕に期待する。
 鈴木貫太主将は「ニキータの前にランナーをためられるように、どんな形でも塁に出る姿勢で一戦一戦全力で戦っていきたい」と話した。
 中部大春日丘がシードのEブロックで、東三河対決がある。昨秋の県大会3位の豊橋中央は時習館と対戦する。豊橋中央は前島、内山、小栗ら強力投手陣が強み。佐藤、髙安ら打線がつながればダークホースになる。髙栁妃奈乃マネジャーは「甲子園を目指し、自分たちの野球を貫いてほしい」と話した。時習館の柴田恵汰主将は「強豪が相手となるが、正々堂々と戦いたい」と語った。
 中京大中京がシード校のAブロックで、全三河大会出場の豊川工科は、東浦と対戦する。鈴木睦ら投手陣が強豪校にも通用するか注目だ。東邦のいるBブロックでは、桜丘が刈谷北と、豊橋東が東海南と対戦する。
 日本福祉大付がシードのCブロックは、本命不在の激戦区。豊橋工科は海陽学園との東三河対決。Dブロックはシード校の至学館が頭抜けている。東三河は蒲郡が強豪の星城に挑む。
 Eブロックはほかに、昨年の全三河大会を制した豊橋商が入った。北添、伊東の2枚看板で守り勝つ野球ができれば十分チャンスがある。幸田と対戦する国府は切れのある変化球が持ち味の左腕栗下に注目だ。福江は豊田南と対戦する。
 Fブロックは、春の県大会優勝の享栄のほかに、ノーシードの愛工大名電や、強豪大府がいる激戦区。エース大谷を中心とした投手力がある成章は五条と戦う。
 Gブロックは、豊橋南が岩・加・衣・御連合と対戦。豊橋西は名古屋工、渥美農は守山と対戦する。Hブロックは、小坂井、新城有教館が入った。
【北川壱暉】
組み合わせ表
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