豊橋市新吉町の豊橋中央幼稚園の年長園児46人が、食育の一環としてミニトマト狩りを体験した。
同市下条東町の農業竹田充男さんが「園児に地産地消や農産物栽培などに関心を持ってほしい」と二十数年前からハウスを開放して続ける行事。竹田さんの妻が園の元職員だった縁で始めた。毎年収穫シーズンの終わりに年長児が訪れる。
事前に園で勉強。PTA役員や職員とハウス内を回り、牛乳パックで作った収穫籠に、赤く色づいたミニトマトを次々入れた。
今年の出来は例年並み。トマトが苦手な園児も自分の取った実は特別らしく「食べてみる」とそのまま口に放り込み、「いつもよりおいしい」と笑顔を見せた。
年長児が持ち帰ったトマトは他の学年の園児にもお裾分けし、自宅に持ち帰って家族と味わってもらう。竹田さんは「百聞は一見にしかず。普段はパックで売られているトマトがこんな形で作られていることを知ってほしい」と話していた。
【田中博子】