「ヘボコン」に豊川国府小の親子チーム出場

2024/06/25 00:00(公開)
「いなりん」の前でロボットを披露する古川さん親子=豊川市観光協会で
 ロボットを作れない人たちが、自作の「自称・ロボット」を持ち寄り無理やりロボットバトルをするイベント「ヘボコン2024」に、豊川市立国府小学校4年の古川道惟さんと両親がチーム「ぶるさんち」として出場する。
 大会は今年で10周年を迎える。抽選で当選した海外を含む30チーム以上が出場し、29日に東京で開かれる。100×50㌢の板の上でロボット同士が相撲をして、相手のロボットを板の外へ出すか、ひっくり返すことで勝敗を決める。対戦相手は当日決まり、主催者がロボットを見て、面白そうな対戦になるようにする。
 古川さんは、「いなりん」をイメージしたロボットを作成した。模型メーカー「タミヤ」のキットで動力部分を作り、その上に張り子で作った「いなりん」をのせた。電池で前後に動き、空気を送ると手が伸びてパンチができ、さらに紙粘土で作ったご飯をイメージしたアイテムが背中から転がり出し、相手のロボットをじゃまする仕掛けになっている。子どもの頃から「いなりん」が好きで、この形状にした。
 豊川市観光協会に24日、母親のクミさん(47)と出場報告に訪れ、本物の「いなりん」と対面。ロボットを見せた。
 大会は、勝敗よりも楽しむことをモットーにしており、毎年優勝者のコメントが「勝って、すいません」と語るという。古川さんは「優勝して、すいませんと言いたい」と意気込みを語った。
【竹下貴信】
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