「輪島朝市復興軽トラ市」が24日、新城市の亀姫通りであった。愛知大学地域政策部の戸田敏行教授ゼミが能登半島地震被災地の模様を伝え、現地の特産品を販売した。
ゼミは軽トラ市の研究を続ける。国内有数の輪島朝市も被災したことから現地の復興と、地域外での販売促進が重要と考え、愛大三遠南信地域連携研究センターとスズキとの共同研究として出張朝市を企画した。9月4日には石川県立輪島高校や輪島市内で「モデル軽トラ市」を開いた。
24日は「しんしろ軽トラ市」の日。2~3年のゼミ生27人が参加した。通りの一角に3台の軽トラックを駐車。輪島朝市で販売している干物や乾物、輪島塗の箸を並べた。サバやイカの干物はたちまち完売するなど盛況だった。他にも被災状況を伝える動画も放映した。
9月に現地を訪れた3年の加藤諒大さんと、塚崎峻貴さんも参加した。「輪島朝市の担当者も前を向いて頑張っている。少しでも役に立ちたかった」と話した。
ゼミ長の3年黒田陸翔さんは「大勢が買い求めてくれた。支援を続けていきたい」と感想を語った。戸田教授によると次回は来年1月を予定する。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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