豊橋で東三民踊まつり

2024/07/22 00:00(公開)
約70人が出演した東三民踊まつり=プラットで
 日本民踊研究会東三支部主催の「第57回東三民踊まつり」が21日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開かれた。約70人が日頃の稽古の成果を披露した。
 支部に加盟する「豊定会」(中島豊定玲会主)と「てまり会」(松井豊毬節会主)、「さざ波会」(斎藤豊美詠会主)の3団体による年一度の発表会。
 師範会の「日本のこころ」で幕開け。東日本大震災復興を祈る「ねがい桜」をはじめ、曲に合わせた衣装を身につけた各会員が「慶寿の舞」「岡崎城」「尾上の四季」「華燭の宴」「華舞」「黒田節」など38番を優美に踊り、満場の観客から拍手を受けた。
 舞台中盤には支部長の中島豊定玲会主や来賓らのあいさつがあった。会員の中には今年1月の能登半島地震発生時に現地にいた人がおり、今回は応援の気持ちを込めて能登地方の民踊を数曲取り入れた。中島支部長が被災地支援を呼び掛けた。
【田中博子】
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