牛川遊歩公園の水場に藻が繁殖

2024/07/26 00:00(公開)
藻が生え、枯れ葉などがこびりついているカナール下流=牛川遊歩公園で21日
 「今年は1㌔公園の中にある親水施設が汚い。どうしたのでしょうか」。夏休み初日の20日、編集局に電話があった。なんでも藻が繁殖しているのだという。さっそく現場に行ってみた。
 豊橋市東部の住宅街にあり、正式名称は「牛川遊歩公園」。細長い構造をしており、この異名がある。ウオーキングやジョギングをする人、朝のラジオ体操をする人に愛されている。
 親水施設は「カナール」と呼ばれ、2002年に完成した。55㍍あり、西側から水が吹き出し、東へ流れていく。ステップするような足場もある。
 確かに、最下流部の水たまり部分には藻が繁殖していた。枯れ葉などもこびりついており、「清流」というイメージには程遠い。
 男子小学生を連れた夫妻がいたので話を聞いた。父は「昨年はもっときれいだった。子どもがたくさんいて水浴びしていたのに、きょうは誰もいない」と話した。男の子はザブザブと水の中を歩いたがすぐに上がってきた。
 市公園緑地課に取材した。「26日に業者が清掃する予定です。藻の繁殖は自然現象なので、何かをしたというわけではありません。放置すると見栄えも悪いので、定期的に掃除しています」と話す。ただ、水に入って遊ぶ施設として設計はしていないため、中で遊ぶことは「禁止はしていないが、推奨もしていない」とのことだった。
 きれいになったら子どもたちが大勢やってきて水遊びを始めることだろう。
【山田一晶】
男の子が水に入ったがすぐ出てきた
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 藤城建設 蒲郡信用金庫 虹の森 住まいLOVE不動産 光生会 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国