蒲郡市竹島水族館は、今まで「やっていそうでやっていなかった」竹島の生物をテーマにした初めての特別展を開いている。9月1日まで。
企画した学芸員の桃井駿介さんは、市内の児童と一緒に竹島と周辺の海岸でカニや魚などを採取した経験から、竹島の生物の魅力を来館者にも伝えたいと考え、特別展を思い付いた。
2~3㌢と小柄な「ユビナガホンヤドカリ」と10㌢と大きな体格のヤドカリ「コブヨコバサミ」をはじめ、磯にすむ「アオホシフナムシ」や毒針を持つ「アカエイ」、強力な爪が特徴の「イシガニ」など竹島を代表する生物7種を用意した。
水槽付近には、手作りの解説パネルを掲示した。生物の説明をはじめ、暮らす場所や注目ポイントを分かりやすく紹介している。
桃井さんは「今回、初めて水族館の目の前にある竹島に注目しました。パネルや展示した生物を見た後、実際に島に足を運んで野生の姿を観察してほしい」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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