豊橋市が「こども計画」策定へ

2024/09/02 00:00(公開)
新たなこども計画では、子ども・子育て支援などを盛り込む
ヤングケアラーや貧困問題にも配慮

 豊橋市は、子育て支援事業や次世代育成支援などの基本となる「こども計画」を作る。来年度から5カ年の実施期間とし、年度内の作成を目指す。
 昨年度施行されたこども基本法を受け、市の大綱や県のこども計画を踏まえる。急速に進む少子化、ライフスタイルの変化と多様化、児童虐待や不登校、ヤングケアラーの問題が顕在化するなど社会環境の変化を踏まえた計画とする。
 市の現行計画「第2期子ども・子育て応援プラン」を引き継ぎ、「こども・子育て支援事業計画」「次世代育成支援行動計画」「こどもの貧困対策推進計画」「ひとり親家庭等自立支援計画」を一体的なものとする。

目指すは夢と希望持てる社会づくり

 市によると、すべての子どもが夢や希望を持てるまちづくりなどを基本理念に掲げた。周囲の大人が支え、安心して悩みを打ち明けられ、夢や目標に挑める環境づくりなど七つの目標を置く。併せて、こどもや子育て家庭の応援、社会を変える取り組みを加えた三つの視点も盛り込む。
 策定作業に際し、10月までに子どもや関係者の意見を集める。子どもや若者へのアンケートのほか、学校で子どもの意見を聴く授業を設け、関係する支援者へのヒアリングなどを踏まえる。年内に計画案をまとめ、来年1月のパブリックコメントを経て4月実施を目指す。
【加藤広宣】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 さわらび会 光生会 住まいLOVE不動産 虹の森 藤城建設 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国