国盛商業開発の「豊橋型」中学ブレザー制服が東部中など4校で導入

2024/12/04 00:00(公開)
豊橋型制服をPRする冨田さん=国盛商業で

 豊橋市花園町のスクールウエア・ユニホーム企画販売「国盛商業」が、「ほの国豊橋」をイメージしたボタンなどが付いた豊橋型の中学生用ブレザー制服を開発した。2025年度から市立東部中学校など4校で新入生用として採用される。

 

 創業70年以上の老舗。風土や伝統にあったベストな制服などを提案する。東三河を中心に幼保小中高など計200校以上に制服を納入している。

 

 少子化において独自制服を採用することへの流通や製造上のコスト増、ズボンとスカートの選択など多様性への配慮から、全国的に地域統一型の制服の普及が進んでいることを背景に開発が進んだ。

 

 従来の制服と共存できる紺色のブレザーは、素材にポリエステルと天然由来のキュプラを使っている。高い伸縮性や耐久性に加え、消臭・防臭、抗菌性に優れ、型くずれしにくい。洗濯後約3時間で乾くなど速乾性もある。袖には登下校時の安全に配慮し、反射材が付いている。

 

 標準で付く「ほの国豊橋」ボタンは市と共同でデザイン。ネクタイやリボン、バッジなどはスクールカラーに合わせたものを提案する。

 

 吉田方、章南、五並でも採用される。26年度からは本郷でも採用予定という。同社プロデューサーの冨田佳一郎さんは「3年間袖を通すもの。校区を跨いだリユースを見据えながら、各校のスクールカラーを残せるようにした。制服を着る喜びや、帰属意識の醸成など制服が果たす役目を感じてもらえるものになればうれしい」と語った。

 

 問い合わせは国盛商業(0532・54・6461)へ。

「ほの国豊橋」ボタン
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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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