【マケイン】豊橋で雨森たきびさん初のサイン会 八奈見杏菜生誕イベントなど多数

2024/12/01 00:00(公開)
雨森さんのサインを手にする山﨑さん㊨と清水さん=豊川堂本店で

 東三河を舞台にしたライトノベル「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」が豊橋を席巻した。駅前での灯籠の展示に始まり、11月29日にはこの日が誕生日のヒロイン、八奈見杏菜の生誕を祝うイベントが各地で開かれた。30日は作者の雨森たきびさんが初のサイン会。豊橋市の精文館本店と豊川堂本店の2会場には、市内外から多くのファンが詰めかけた。

 

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 両店がファンの期待に応えようと企画した。30日は抽選や先着順で当たった計200人が列を作り、文庫本にサインをしてもらった。雨森さんとSNS上で交流のあるファンは、アカウント名を伝えると「あの人ね」と言って盛り上がっていた。登場人物をあしらったギターや缶バッジなどを手に臨む人もいた。

 

 浜松市浜名区の山﨑美希さん(30)は、双子の清水佳奈さん(30)と参加。好きな登場人物の焼塩檸檬が表紙の2巻にサインをもらった。「オーラがすごかった。『頑張ってください』と伝えることができ、良かった」と満足げな表情を浮かべていた。 

参加者の皆さん

 29日はこの日限定でカルミアビジョンに八奈見の誕生日動画が流れた。ファンは動画が流れるとスマートフォン片手に見上げていた。

 

 また、同市駅前大通2の花店「和び咲び」の一角に生誕を祝うコーナーが登場。ファンがカーネーションやガーベラなど、青や水色の花を選び、「八奈見さんおめでとう」などのメッセージを付けてパネルの周りに飾っていった。

 

 企画したのは店主の奥田至穂さん。「ファンに豊橋を楽しんでもらい、地域おこしをしたかった」という。100人以上が訪れ、「やってよかった」と喜んだ。

 

  「マケイン」は「思い人の恋人の座」を勝ち取れなかった女性キャラクターたちが織りなす青春ラブコメディー。7~9月にアニメ放映され、Xでもトレンド入りするなど大きな反響があった。 

 

ビジョンを見上げるファン=豊橋駅東西連絡通路で
青い花々に囲まれたパネル
企画した奥田さん
こども未来館ここにこには青くライトアップされたツリーが登場

 宝島社が毎年発行する「このライトノベルがすごい!2025」で総合 1位などを受賞したことを記念し、豊橋市では以下の通り受賞記念画像および動画を放映する。

 

■豊橋駅構内のカルミアビジョンでの放映

内容:バナー画像を15秒

期間:12月1日~12月末(各日午前6時~午後 11時、12分に1回)

 

■豊橋駅在来線改札前のサイネージでの放映

内容:上記のバナー画像および、作品公式が作成した40秒のPV

期間:12月1日~一定の期間(各日午前6時~午前0時、約15分に1回)

Ⓒ雨森たきび・いみぎむる/小学館
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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