【フェニックス】26年度の参入は認める Bリーグ島田チェアマン

2024/12/21 00:00(公開)
観客動員数も好調な三遠のホーム試合=豊橋市総合体育館で

 プロバスケットボールBリーグの島田慎二チェアマンは19日、東京都内であった理事会後、新アリーナ問題で2026年開幕する新リーグのトップカテゴリー「Bプレミア」への参入が危ぶまれた「三遠ネオフェニックス」について、初年度は参入を認める考えを表明した。それ以降はアリーナ計画の状況を見て判断するという。

 

 Bプレミア参入は、ホームの入場者数や売上高のほか、5000人以上収容でリーグが定める仕様を満たすアリーナ確保が要件とされる。10月の3次審査までに三遠など22クラブを、この日に合格した茨城と京都を含む24クラブにライセンスを交付する。

 

 三遠は豊橋市が27年度開業を予定する新アリーナを利用する想定でBプレミア参入が認められたが、11月に就任した長坂尚登市長が契約解除へ向け事業者への協議申し入れを指示した。

 

 一方、豊橋新アリーナを求める会が、13万筆の署名簿とともに提出した計画継続を求める請願も20日の本会議で採択された。さらに、市議会から住民投票条例案が提出される見通しとなった。

 

 これらを踏まえ、島田チェアマンは参入取り消しの結論を急ぐ段階ではなく、初年度はBプレミアで戦えると明かした。一方、中止の場合は下部「B1」へ降格の可能性も示した。

 

 三遠は20日現在、中地区首位とリーグ全体でトップの18勝4敗。「天皇杯」でも優勝候補に挙げられ、初優勝へ向けて準々決勝まで駒を進めた。昨季に続くチームの好調で人気も全国区になりつつある。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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